


ところで、これを読み終わったら、本格的に洋書を読みたいと思っているんだケーン。
できればルビがついてないもので、達成感を味わいたいんだケーン!
なるほど、じゃあルビーブックスと洋書の橋渡しになるシリーズを紹介しよう。


ルビなし巻末に注釈ありの講談社英語文庫
講談社英語文庫だ。


ルビーブックスは、原書の内容そのままで、難しい単語や言い回しの下にルビとして日本語訳が書かれていた。サイズは大きめの四六判(128ミリ×188ミリ)。
一方、今回の英語文庫は、原書の英語だけがひたすら書かれている。そして、巻末に注釈があって、各ページの難しいと思われる単語、言い回しの注釈が載っている。大きさは文庫本サイズだね。


あとは、大学の英語や外国語で使う読み物みたいな感じだケーンな。
注釈が巻末にまとまっているから、ルビーブックスよりも解説がしっかりしているね。
その代わり、ページを往復しなければいけないから、読む時間はかかる。
ルビーブックスが早く読めるように設計されたとすれば、英語文庫はじっくりと読解する場合に向いてるかな。


でも、作品数が少なかったりしないケーンか?
たしかルビーブックスは絶版も多かったケーンね。
『初秋』が定価より高い中古価格だったケーン。
英語文庫は結構数が出てる。
しかも、ルビーブックスより安い。
難しさは4段階で、4が一番難しい。こんな感じだ。

- レイモンド・カーヴァー 『ぼくが電話をかけている場所』(難しさ4)
- 村上春樹 『風の歌を聴け』(難しさ4)
- 『O・ヘンリー短編集』(難しさ3)
- コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』(難しさ3)
- 秋月りす 『OL進化論』(難しさ2)
- ルイス・キャロル 『ふしぎの国のアリス』(難しさ2)
- 『マザー・グース』(難しさ1)
もっとも『マザーグース』の「1」はどうかと思う。難しいんだよ、あれ。
韻文だし、詩だよ。言ってみればわらべ歌だよ。日本語習得中の外国人が「かもめかもめ」を文字だけで学ぶみたいなもんだぞ。
まあ、基本「1」になっているのは、リライト(原書をやさしく書き直したもの=『イギリス昔ばなし』など)してあるね。
雉みたいに達成感を味わいたければ「2」以上のものを読むといいよ。
オー・ヘンリーはルビーブックスにもあったけど、こっちの方がおすすめ。考えて読んだ方が力がつくから。


村上春樹はレイモンド・カーヴァーの翻訳を手掛けていたからな。『大聖堂』とかな。
きっと英語文庫の担当がどちらかのファンなのだろう。

マンガ好きなら講談社バイリンガルコミックス

もう具体的に見てもらったほうがいいだろう。


マンガじゃないかケーン!?
日本で発行されているマンガの吹き出しの中が英語になっている。
それで、枠の外に吹き出し内の日本語訳が書かれている。
英語だけを読んでわからなければ、日本語訳を読めばいい。


これで日常生活の英語表現が学べるケーン♪
日本語訳が全部書かれているから、英語を読まずに日本語だけでマンガが楽しめてしまうということになるんだ。
しかも、マンガだから早く先を読みたいだろう?
そうすると、わからなかった単語を調べたりせずに先に進んでしまうから、あまり学習効率が上がらない。


でも鳥人間みたいに、『金田一少年の事件簿』に蛍光マーカー引きながら辞書を引く、ということをすれば勉強できなくもない(そこまでしないと無理)。
あとは、講談社バイリンガルブックスっていうのがあって、左のページに英語、右のページに日本語が書かれている本もある。
気になったら、調べてみるといい。新渡戸稲造の『武士道』もあるぞ。


