こんにちは、案内役の雉だケーン!今日は発音の勉強の方法について紹介するんだケーン!
だから、外国とやりとりできるように会話の勉強をしているんだケーン。
まあ、勉強するのはいいことだ。
そういえば、雉は雉大学に通ってるんだったな?確か英文科ではなかったと思うが……
なにかいい参考書があれば教えてほしんだケーン……
わかった。学生時代に独学した内容で、役に立ったものを紹介しよう。
ジィス・イズ・ア・ペンとThis is a pen.は同じではない
発音の仕方なんて学んだ記憶にないんだケーン。
さっき「ハローハロー、ジスイズアペン」と読んでいたね。
実は、あれは英語の発音じゃないんだ。
でもどうして発音が違うってそもそもどういうことなんだケーン?
日本語には常に母音が伴う
日本語の発音は「あいうえお(a,i,u,e,o)」が基礎となって、カ行の場合はそれぞれの母音に「k」がついて、「かきくけこ(ka,ki,ku,ke,ko)」となる。
これが「あかさたなはまやらわ」と続くわけだ。
ここまではいいかい?
本当だケーン!いわれてみればその通りだケーン!
でも、それがどうしたんだケーン?
のThisだけど、これを日本語で書くと「ディス」、あるいは「ジス」になるよね。
中学生向けの参考書参加ではそんな風にフリガナがあるケーンよ。
米語発音だと「ðís」だね。
これをもう一度発音してくれないか。
ジィース!
だケーン
でも、それは日本語の発音で読んでしまっているんだ。
もう一度発音記号を見てごらん。
「s」の後に母音の「u」はないよ
ん?そうすると、このðísってどうやって発音すればいいんだケーン?
そして、そこで発音しようとするとまず「シュー」と音がしてそのあとに「う」という音をのせることで、「す」になるはずだよ。
す、す、す…シュー…シュー…シュー、う、シュー、う
す!
ホントだ、あとから「う」をつけ足しているんだケーン!
それで、「う」を出す前の音が「s」の発音だ。
じゃあ、「ジス」の「ジ」もひょっとして余計な音が入っているんだケーン?
舌を上の前歯の裏にあてて空気を出してごらん。
「ウオ」とも「ォ」とも言い難い音が出るはずだ。
ウォ……ゾウ……ウォ……
ん?ひょっとして日本語と同じように、ここから「i」の音を出せばいいのかケーン?
厳密にいうと、英語の「i」の音と、日本語の「イ」の音は違うけどね。
「ð」の発音をした状態で日本語の「イ」でいいから発音してみて、そのあとにさっきの「s」だけの発音をしてごらん。
やっただケーン!
それっぽい発音に聞こえるんだケーン!
こういう風に、中学生で習う文でも発音を勉強していないと、英語としては聞き取ってもらない=通じないし、自分が発音できない音は聞き取れないからね。
まずは、発音記号を正しく発音できるようにする練習が必要だよ。
発音の練習は『英語万国音漂文字発音記号の正しい読み方』(約300円)1冊でO.K.
よく、何十万もかかったという話を聞くんだケーン。
鳥人間も昔教材は買ったことあるけど、最終的には300円くらいの本1冊で大丈夫だと確信した。
今回はそれを紹介する。
中村駿夫『英語 万国音標文字 発音記号の正しい読み方』昇竜堂(アマゾンへリンク)
しかも音声データがダウンロードでき、それぞれの発音に必要な「口の形」まで断面図で図解してくれている。
これを片手に、自分の知っている簡単な単語を辞書で調べて、発音記号通りに練習すればいい。
でも、マスターするには時間がかかりそうだケーン。
雉は受験終わってるからゆっくり勉強できるだろう?
受験で発音の仕方がわかってても、入試問題は解けないと考える人が多いから、学校でも力を入れていないということだろうからね。
それに、今はYouTubeで発音指導してるチャンネルも多い。
まあ、でもDVDついてるから当時は破格で、今でもお買い得ではあると思う。
YouTubeもまだ出始めたころだったから、発音チャンネルなんてなかったし。
ああ、話がそれたね。これだよ。
何度も言うが、『発音記号の正しい読み方』をじっくり練習すれば日本語発音からは脱却できる。
ただ、当時の鳥人間は『発音記号の正しい読み方』の存在を知らなかったんからね。でも、具体的なコツや口の動きをDVDでみられるスギーズの教材はありがたかったなぁ。
他の英会話CDセットが5万円とか10万円とかすることもあったけど、このDVDセットは、映像通りに口を真似ればある程度まで発音が向上したからね。
お金を貯めたら買ってみるんだケーン。
他にもCDブックの発音講座とかも買ったけど、まあそれはリクエストがあったら紹介するよ。
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