こんにちは、案内役の雉だケーン。
今日は、リスニング力をアップさせるための、英語の歌の歌い方を紹介するケーン!
歌えるようになれば、聞き取れる!
赤鼻のトナカイを歌おう
ト・ナ・カ・イ・さ・ん・はー♪
だケーン
なんでクリスマスの歌を歌っているんだ?
まずは、日本語で音階の確認か。
あっ、鳥人間に歌詞カード渡すからチェックしてほしいだケーン。
いつでもいいぞ。
あっ!舌が追いつかないだケーン……
これは、英語の音節について説明した方がよさそうだな。
日本語と英語の音節の違い~辞書で単語を引いてみよう
まっかなおはなの トナカイさんは いつもみんなの わらいもの
Rudolph, the red-nosed reindeer had a very shiny nose
まっかなおはなの トナカイさんは いつもみんなの わらいもの
Rudolph, the red-nosed reindeer had a very shiny nose
ルドルフ、ザ、レッドノーズド、レインデイアー、ハド、ア、ベリー、シャイニーノーズ
日本語の歌詞は楽譜にある音符と全く同じ数になっている。
楽譜だと、「まっ/か/な/お/は/な/の」がそれぞれ「ソ/ラ/ソ/ミ/ド/ラ/ソ」に対応している。
英語をカタカナ表記して、日本語発音にすると、各音符に、歌詞を素早くのせなければならないことになる。
でも、それは間違った発音なんだ。
じゃあ、英語の辞書を引いてみよう。
Ru・dolf【rúːdɑlf】
基本的に一音節一母音だと思っていい。
さっきの歌詞を音節に分けて、日本語の音節と比べてごらん。
まっ/か/な/お/は/な/の(7音節)
Ru/dolph,/the/red/-nosed/rein/deer (7音節)
じゃあ、これで歌ってくれるかな?
おっ、さっきよりはましだけど、CDとは違うケーン。
1音節は1母音、ならば母音のみを発音してしまう
Ru/dolph,/the/red/-nosed/rein/deer
ル・ド・ダ・レッ・ノー・レイ・ディアー
おおっ、だケーン!それっぽいんだケーン!
だから、本来英語で1音節の中にたくさんの(日本語発音の)音節を詰め込もうとしていたんだ。
Ru/dolfの2音節のなかに、ル/ド/ル/フと4音節ね。
となると、鳥人間はどんな工夫をしたんだケーン?
Ruだったら、ル、dolfだったら、ド
のようにね。
でも、Ruはともかくとして、dolfはどうやって発音すればいいんだケーン?
「ド」と発音した後に、母音をいれないこと。
発音後に、舌を前歯の裏にもっていく、これで「l」の発音になる。
その後、間髪いれず、下唇を上前歯にあてる、こうすれば「f」の発音になる。
コツは「ド」と発音した後、「f」まで息を吐き続けること。
ル・フ……母音が入ってしまうケーン。ゥ、フ、ぅ、ふ、l、f!l、f。
できたケーン!ru/dolf
ル・ドlf・ダ・レッ・ノー・レイン・デイアー♪
あとは自分で辞書と歌詞カードを見比べながら、自分で発音していけばいいよ。