二者択一に悩む雉

準1級合格後、すぐに1級を受験すべきか

準1級はこの間取ったばかりなんだろう?




検定試験はあくまでも現在の自分の力を測るものである




まあ、でも語彙問題は全く歯が立たないと思うよ
以前にも引用した、植田一三氏と妻鳥千鶴子氏の著作を引用しながら説明するよ

次に準1級から1級への道のりですが、2級から準1級までの道のり2000時間よりも遠く、もう一歩というところで諦めてしまう人が多いようです。というのもちょうど準1級に受かったレベルで1級を受けると、半分の正当数も取れずにがく然となってモチベーションが下がるからです。その後、1日に訳2~3時間の勉強を1年以上続けてやっと不合格バンドG1-3までこぎつけても、合格点まで数年伸び悩む人もいます。
植田一三2016『【改訂新版】英検Ⓡ1級100時間大特訓』(ペレ書房)p15

鳥人間の場合は、好きな小説を英語で読んだり、アニメを英語で視聴したりするのが好きだった。
だから、知らない単語が出てきたらその都度調べて、暇なときには戦前や戦後しばらくたって発行された長文読解の問題集を解いたりしていたのさ。
そんなことを15年以上していて、そろそろ英検1級を受験しようと思ったんだ。
最初は惜しくも不合格だったけど、CSE換算で100点多くとればいいレベルだったからね(詳細は別記事参照)。
それで、2回目の受験で一次試験は合格したのさ。


鳥人間は英検の試験勉強を否定しているわけではないんだ。
合格するために問題集を解くことによって、飛躍的に単語力は向上するしね。旺文社の『パス単』を引用してみよう。

英検1級の単語は、「ネイティブでも知らない難解な単語だ」という印象を持つ人が多いようです。そして、「そんな難しい単語は覚えても仕方がない」と感じて、学習意欲がわかない人も多いようです。
本書の読者にも、上記のように感じている人はいるのではないでしょうか?
しかし、英検1級の単語は、話したり、書いたりするときに無理して使う必要はありませんが、読んだり聞いたりといったインプットでは、頻繁に出会う単語です。……(中略)……
また、「1級にチャレンジするのだから、これまでの準1級や2級よりは負荷が高くなる」という当たり前のことを認識しないまま、今までと同じ心づもりでいる人も要注意です。たとえてみれば、今まで近所のハイキングを楽しんでいた人が、富士山にチャレンジしようというときに、今までと同じ心づもりでいるようなものです。挫折するのは目に見えています。
逆にいうと、英検1級の単語は、「負荷が高くなる」ことを覚悟していれば、意外とアッサリ克服できることも多いのです。
『でる順パス単英検1級4訂版』(旺文社)
でも、準1級を合格した人がその単語を見たら、わからないことが多いと思う。
そこで、どう思うか、あるいは勉強方法をどのように設定するかが重要となってくる。


(……今日はずいぶんと向学心に富んでいるな)
あとは、さっき言ったように、短期集中型で行くか、鳥人間のようにするか、を選べばいい。
過去問と単語集を徹底的にやりこんで、弱点をなくしていくか、ゆっくり生活に英語を取り込んで力をつけるか、ということだね。


まずは、1級を受験する。
受験までに、全問題集や単語集を買って、できる限り合格を目指す。それで、試験を受けて、合格すればよし、合格せずとも自分の弱点がわかるので、そこを集中的に勉強する。
並行して、日常的に英語圏のホームページを読んだり、ニュースはNHKの英語放送を聞いたりして、日常に英語を取り込むんだ。


でも、辛そうだケーンね……
ここでまた引用してみようか。

FAQ5.英検1級やTOEIC900以上をとるための勉強が苦しくて、英語が嫌いになりそう。でも学習が進み、英語レベルが上がればこれくらい苦しいものですよね?
私の正直な答えとしては、「いや、そんなに苦しくないと思う」です。1級やガイド資格取得のための勉強はそんなに苦しくはないし、1級やTOEIC900以上自体がそんなに大したレベルではない、と思っているのが正直な答えです。苦しいか楽しいかは主観の違いですので、一概には言えませんが、私は正直に申し上げて英語をしていてつらいとか苦しいとか思ったことがありません。……短期集中決戦型でいけば、リスニングだけ何百時間、次はライティングだけ何百時間と集中的にダァッーと勉強して、ある一定までレベルを引き上げるという方法もあります。今考えると、植田先生ご本人は長い間大きな円を描きながら、巧みに短期集中部分を取り入れていらっしゃったなぁと思います。
妻鳥千鶴子2004『CDBOOK英語資格三冠王へ!』朝日香出版
そういえば、貿易って商品は何を主に取り扱うんだい?


