英検1級、作文対策には小学生向け教科書がよい

こんにちは、案内役の雉だケーン。

今回は、英検1級の作文対策や二次試験の面接対策に使える、とっておきの教材を紹介するんだケーン。役に立つから最後まで読んでほしいんだケーン!

英語圏の小学生向けの宿題用参考書を読み込む

雉の小学生の画像
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管理人の鳥人間だ。結論から言えば、“Everything You Need to Know About~”シリーズを読み込むことが、一次試験の作文試験、二次試験の面接試験両方の役に立つ。

のみならず、語彙、リスニング、長文にも有効であると確信している。

まずは書影を見てもらったほうが早いと思う。アメリカのインターネットアーカイブへ移動(外部リンク)

鳥人間(Birdman)
鳥人間(Birdman)

雉(Kiji)
雉(Kiji)
ううむ、やはりすべて英語で書かれているんだケーン。
そうだね、リンク先の画像のように、アメリカの小学校4年生から6年生が使う参考書である。アメリカ史、国語(英語)、地理、数学、科学、世界史の6冊が出ている。
鳥人間(Birdman)
鳥人間(Birdman)

 

試しに、地理(”Everything You Want to Know about Science Homework”)の44ページを1段落だけ引用してみよう。
鳥人間(Birdman)
鳥人間(Birdman)

Global Warmin and the Greenhouse Effect

The earth’s atmosphere keeps the planet warm by a process called the greenhouse effect.It lets in the sun’s energy in the form of visibile light.When this light hits the earth,it becomes heat.Greenhouse gases let some of this heat back into space,but they trap some of it within the atmosphere.Burinig fossil fuels,such as coal and gasoline,adds more greenhouse gases,such as carbon dioxide,to the atomosphere.

”Everything You Want to Know about Science Homework” p44.SCHOLASTIC2005


どうだろうか。案外簡単だろう?実際、英検1級の受験者なら、これくらいは辞書なしでもすらすら読めるはずだ。

しかし、この内容を辞書や参考書なしで迷わずに書いたり、話せたりできるだろうか。

鳥人間(Birdman)
鳥人間(Birdman)
雉(Kiji)
雉(Kiji)
ううむ……読む分にはわかるけど、同じ内容を話せるかと言われると難しいんだケーン!
実際、一次試験に合格後に面接対策をしていた時、地球温暖化について辞書を使わずに短時間でここまで話すことはできなかった。英検1級の面接(二次試験)対策~対面訓練をしない場合~参照(内部リンク)。
鳥人間(Birdman)
鳥人間(Birdman)

この内容を口頭で言えるようになっていれば、英作文ももっと高得点で合格していただろう。

つまり、アメリカの小学生6年生レベルの内容を英語で説明できるようになることが、英検1級の合格基準であるといえる。

鳥人間(Birdman)
鳥人間(Birdman)




”Everything You Want to Know about Science Homework”の内容を確認してみよう

実際、この本の中で使われている単語で、『パス単』に出ている英単語は結構ある。すこし列挙していこう。左側が”Everything You Want to Know about Science Homework”に出てくる単語、右がパス単のランクと品詞である。
鳥人間(Birdman)
鳥人間(Birdman)

  1. hibernation→パス単ランクB動詞(動詞として掲載だが、名詞も載っている)
  2. migration→パス単ランクC名詞
  3. precipitation→パス単ランクC名詞
  4. evaporate→パス単ランクB動詞
  5. respiration→パス単ランクB動詞(動詞として掲載だが、名詞も載っている)

2ページを見ただけだが、英検1級の単語帳に掲載されているものが5つもあった。となると、この教材を読んで難しいと感じたら、単語力が足りていないわけだ。

また、同内容を別の言い方でもいいので口頭で説明できない場合は、やはり英語の表現や単語が自分のものになっていないことになる。その場合、同書を暗記して、腕や口が内容を覚えているレベルにする必要がある。

鳥人間(Birdman)
鳥人間(Birdman)

雉(Kiji)
雉(Kiji)
雉の場合は、読めばわかる単語も多いけど、その単語を自分ですらすらと会話に組み込めないんだケーン。
それがわかっただけでも進歩だよ。
こうやって、自分の苦手なところをつぶしていくことが上達への近道だよ。

今回紹介したのは、科学の本だが、国語(向こうの国語なのでEnglish=国語)も役に立つ。

品詞の種類(名詞、動詞、形容詞など)から、接頭辞の語源、英語での点字の書き方、手話の手の形、手旗信号など、日本では知ることのできない内容が書かれている。

また、地理もプレートテクトニクスの説明や、メルカトル図法、文化、宗教に至るまで多様な分野の単語や文章を読むことができる。全問題集の休憩にでも、流し読みすれば気分転換にもなる。

鳥人間(Birdman)
鳥人間(Birdman)
雉(Kiji)
雉(Kiji)
ううむ、どれも読み物としても、面白そうだケーン!
雉も早速注文するケーン!

まとめ

雉(Kiji)
雉(Kiji)
なるほど、“Everything You Need to Know About~”シリーズは単語も覚えられて、自然な英語を学べるんだケーンね。

これからも役に立つ参考書を紹介していくんだケーン!





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