こんにちは、案内役の雉だケーン。
今回は英検1級の一次試験、二次試験、どちらにも対応できるYouTubeチャンネルを紹介するんだケーン。
小手先でない、地道な努力で実力をつけろと説くチャンネル
- 英語ファイル / eigophile(一ノ瀬安先生)
- オーパス英語学院(ファーマン健先生)
通常、当ブログで著名人や講師を紹介する場合は、「氏」で統一している。しかし、お二人については、動画の内容が素晴らしく、勝手に師匠扱いしているので、「先生」の敬称をつけさせていただく。
一ノ瀬安先生の「英語ファイル / eigophile」
一応、同先生のtwitterから経歴を引用する。
トフルゼミナール専任講師
The University of Sydney教育学部卒🇦🇺 /
TOEFL iBT 120点
IELTS Overall 9.0
英検1級 CSE 3400
TOEIC 990点
TOEIC SW 400点https://twitter.com/Anichinose から引用
- 傾向をつかむため、ほぼ毎回英検1級、準1級を受験
- そして合格
- 英検1級については4分野満点を達成(CSE3400)
- 一次試験後には独自の解答速報をYouTubeで発表
- 一次試験、二次試験それぞれの豊富な対策動画をアップロード
- 作文や面接については、「中学英語だけで回答」、「根拠を1つしか言わないで回答」などの様々なパターンを実践し、得点を見てYouTube上で動画にフィードバック
鳥人間も1級を合格しているが、1級の問題を全て解くだけで脳の作業量がかなり多くなり、受験後は疲労がたまるものなんだ。
もちろん、人によって己の勉強スタイルに合う、合わないはあると思うので、まずは視聴して、参考にするしないを判断してほしい。
作文のミスに関する動画と、二次試験の対策に関する動画を1本ずつ紹介しておく。
まずは英作文、ここでは、”a lot of”が口語的すぎるので、別の表現を使うように、など耳より情報が話されている。
これを見ると、面接対策本にある、「イントロ、根拠1、根拠2、(できれば根拠3)、結論」という形でなくとも、「イントロ、根拠、あとは根拠を補強する」という手法でも問題はない(むしろ事前に準備しないと難しい)ということがわかるだろう。
ファーマン健先生のオーパス英語学院
上の一ノ瀬先生に比べると、登録者数、動画再生数ともに少ない。実際、令和5年1月14日現在、オーパス英語学院の登録者数は1450人である(鳥人間含む)。
しかし、ファーマン先生の動画には、「小技に頼らず、幹となる実力をつけよう」、「英語力の前に社会問題に対するしっかりとした知識をつけよう」というメッセージが込められている。
動画のスタイルも独特で、画面の端か中央に陣取る。10分ほどの動画中、カメラをじっと見据え、社会問題の背景や、不合格になる受験生の特徴などを淡々と熱をもって語るんだ。
おお、画面越しに視聴者見据え、力強く語りかけてくるケーンね。これはやる気が出るんだケーン!
例えば、次の動画では、「対策本のスピーチ内容を暗記、あるいはぶつ切りにしてつなげただけでは、質疑に説得力のある回答はできない。まずは自分で調べて、自分の本心をベースに論理を組み立てよう」という趣旨のことを説明している。
また、面接時の評価の基準がわからない、発音についても、ランクを4つにわけて独自の分析を披露している。
つまり、上の動画の表では、レベル2に該当するわけで、まだまだ口の筋肉が動いていないということになる。合格時の面接では、この動画を参考にして、なるべく大げさに話してみたのだが、まだまだ修行が必要ということになる。
結論
雉も、「1発合格」、「1か月で合格」といったフレーズに騙されず、地道に実力をつけるんだケーン。