ｹﾝｹﾝ叫びたいときは、『新破裏拳ポリマー』を観よう

そんな雉にいいアニメを紹介しよう！その名は新破裏拳（はりけん）ポリマー！

 

まずはオープニングを聞いてくれ。

すっかり気に入ったようだな。

 

どうだ、これを歌っていれば自然にｹﾝｹﾝ言うことができるだろう。

 

よし、これはお土産だ。

よし、じゃあ今日は破裏拳ポリマーについて解説しよう。

まずね、鳥人間が子供の頃、有線テレビのアニメチャンネルのCMでさっきの「ﾊﾘｹｰﾝ！ﾊﾘｹｰﾝ！俺はポリマー♪」が流れていた。

最近になって、それを思い出し、調べてU‐NEXTで視聴したのが興味を持ったきっかけだね。

 

それで、見てみたら面白い。まず第一話の冒頭で、ポリマーに変身するポリメットを開発した博士と女助手が敵に襲撃される。

そんで、助手がポリマーに転身（要するに変身）して、敵と戦う。

 

戦隊ヒーローものみたいに、敵は幹部と雑魚戦闘員で構成されている。雑魚戦闘員に快勝するも、敵幹部の攻撃に両腕を折られ、その後、致命傷を負い、逆さ吊りになって、転身解除をされ、ポリメットを奪われる。

 

その後、博士も殺害され、研究所も爆破される。

 

ここまで10分くらい。

そうだよね、よくできているよね。

 

それで、場面展開して、主人公の鬼河原武（おにがわらたけし）がバイトする探偵事務所に、プレゼントが届く。

 

亡き助手からで、ポリメットが入っていた。

そうだね、ここからは実際に番組をみてくれよ。

 

もう、ポリマーの初登場シーンがいいんだよ。

 

オープニングのインストゥルメンタルが流れる中、「この世に悪のある限り……」という口上がすごくかっこいいんだ。

 

１話を見終わったあとで、このシーンだけ５回くらい見直したよ。

そうなんだよ。２話で強敵が現れるんだ。どうやって倒すのこれ？ってレベルの。

 

それが、宙ぶらりんの状態で20年近く経過しているということだね。まあ、でも第１話の完成度が尋常じゃない。

 

『キャシャーン』も『ガッチャマン』も90年代にOVAが発売されているんだけど、第一話の完成度とテンポの良さは、『新破裏拳ポリマー』が頭一つとびぬけている。

 

雉が立派な貿易商になったら、タツノコプロに続きの制作を依頼してくれ。

まず『破裏拳ポリマー』とは、タツノコプロが制作し、1974年10月から1975年3月まで放送されたアニメだ。全26話だね。

 

ちなみに、DVD（イタリア語版）を買ったので、紹介しよう。

主人公の鎧武士（よろいたけし）が、３流探偵事の車錠（くるまじょう）の助手をしながら、事件を探り、最後はポリマーに変身して悪党をやっつける、というのが基本だ。

 

ちなみに、探偵長の車錠は「二代目シャーロックホームズ」を名乗っているが、推理は当たらない。狂言回しのためのキャラクターだね。

 

で、武士がポリマーに変身すると、ブルースリーばりの奇声を発しながら、敵をバッタバッタなぎ倒す。

 

ホントに、ギャグと言えるレベルで。例えば、１０人以上の敵をまとめて壁にたたきつけたり、一人を空中に蹴飛ばして、蹴られた敵が壁にめり込んで、めり込んだ敵にさらに追撃をかけたり、と爽快なアクションが楽しめる。

一応全26話見たが、面白いは面白い。

 

でも、鳥人間は『新破裏拳ポリマー』を見て、その面白さに感動して、元となるアニメを勉強するために見たので、普通の人の感覚とは違うかもしれない。

 

とりあえず、U-NEXTで見られるから、無料体験してみるといい。